ハンドメイドの副業で稼ぐコツ – 売れる作家と売れない作家の違い
2019年現在、ハンドメイド市場の競争は激しくなっています。今からハンドメイドを始めて月5万円以上を稼ぐにはそれなりの知識と努力が必要です。
この記事では売れる作家と売れない作家の違いに注目しながら、ハンドメイドで稼ぐために必要なことをまとめたいと思います。
ハンドメイドマーケットを分析する
ハンドメイドできちんとした金額を稼ぐには、市場を調査して作戦を立てなければなりません。
まずはハンドメイドの販売サイトを調べてみましょう。有名なのは例えば以下のサイトです。
ここでは例としてminneを調査してみたいと思います。
各カテゴリーの出品数を見る
カテゴリー別ページを見ると、そのカテゴリーに作品が何点出品されているかが分かります。
例えばminneのPC版サイトにいき、アクセサリー/指輪・リングのカテゴリーページを見てみると、ページ数が2,104あります。1ページあたり42点表示されるので、このカテゴリーには2,104 × 42で約88,000点あることがわかります。非常に多くの作品が出品されている激戦区です。
一方でアクセサリー/アンクレットを見てみると、出品数は約5,500点と指輪・リングに比べればだいぶ少ないです。
今からハンドメイドを始めるなら、激戦区で安定して売っていくのは難しいかもしれません。もちろんアイデアやセンス次第では売れるのでしょうが、確実に収入を上げるなら激戦区のカテゴリーは避けた方が無難です。
売れている作品と作家を分析する
参入しやすそうなカテゴリーを見つけたら、次にそのカテゴリーページで1番上のほうにきている人気の作品と作家を調べます。
売れる作品や作家には売れる理由があります。作品が素晴らしいだけではなく、検索されやすいキーワード、画像や作品の説明など、アピールがうまいのです。
検索されやすいキーワードがタイトルに入っている
購入者は自分の欲しい作品を探すとき、検索機能を使う人が多いです。
例えば恋人とペアのアンクレットが欲しい人は、検索窓に「アンクレット」「ペア」などと入力して検索してきます。その時にヒットするのは、タイトルにアンクレットとペアが含まれている作品です。
自分の作品をどんな人がどんなキーワードで検索してくるかを想像し、そのキーワードをタイトルに含めておきましょう。
画像が明るい
売れる作品の画像は明るいことが多いです。暗いとそれだけで魅力が2〜3割減で伝わってしまいます(もちろん暗い場所で映える作品は別です)。
明るい写真を撮るためには晴れの日に外で撮影します。太陽の光量が非常に大きいので明るい写真が撮影しやすいです。
説明文で不安を解消している
売れる作品の説明文は、購入を迷っている人の不安を解消するような内容になっています。例えば以下のようなものです。
【メリット】
・ワックスコード素材なので水に強く、着けっぱなしでも大丈夫
・軽いので着けていても負担にならない
・スライドタイプなので自由に長さを変えられる
【サイズ】
・最大何cmまで広がるのか
・細い人のために小さめに作る事は可能か
【注文方法】
・希望のカラーを選んでからカートへ
・送料はいくらか
【注意事項】
・取り扱う上での注意点(あまり強く引っ張らないなど)
・配送方法、配達にかかる時間、送料等
・注文後のキャンセルが可能かどうか
購入を考えている人は自分の大切なお金がかかっているので、不安を抱えたまま購入するのは抵抗があります。なので、読めば不安が全て解消される、安心して購入を決断できる、という説明文が理想です。
値段が安すぎない
ハンドメイドの場合、値段を安くしすぎるとかえって売れません。
そもそも人がわざわざハンドメイドの作品を買いに来る理由は、既製品にないようなオリジナリティーを求めているからです。だからハンドメイドを購入する人はその作品に共鳴したり、愛着を感じたりしていることが多いです。
私たちは普通、自分が気に入った商品にはそれ相応の値段が付いていて欲しいと思うものです。「自分の気に入った商品には価値があるのだ」と言うお墨付きを、値段によって与えてもらいたいからです。もちろん高すぎると手が出ないのでダメなのですが、安すぎてもあまり満足感が得られません。トイレットペーパーのような消耗品なら「安ければなんでもいい」と考えがちですが、自分が愛着を感じている商品は安すぎるとかえって嫌なのです。
なので値段は堂々とつけましょう。ハンドメイドを始めて間もない頃はあまり自信がないので、つい安すぎる値段をつけてしまわないよう注意が必要です。
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